文化 - 韓国旅行情報

韓国学中央研究院 韓国学学術情報館 蔵書閣(한국학중앙연구원 한국학학술정보관.장서각)

韓国学中央研究院 韓国学学術情報館 蔵書閣(한국학중앙연구원 한국학학술정보관.장서각)

2024-09-20

京畿道 城南市 盆唐区 ハオゲ路 323

蔵書閣(チャンソガク)は、大韓帝国初代皇帝の地位を失った高宗(コジョン)が退位の翌年の1908年、大韓帝国の皇室を建て直し、皇室図書を効率的に管理する目的で、奎章閣(キュジャンカク)、集玉斎(チボクチェ)、侍講院(シガンウォン)などで所蔵していた書籍を仁寿館(インスグァン)に移管、大韓帝国図書館を設立しようとしたことから始まります。
しかし、高宗の構想むなしく日帝強占期となり、書籍は李王職庶務係図書館に移管されます。その後1911年には茂朱(ムジュ)・赤裳山(チョクサンサン)史庫本を引き受けるなど規模を拡大、1915年には昌慶宮(チャンギョングン)楽善斎(ナクソンジェ)の南東に新たの書庫を建てこれら書籍を移し、1918年に現在の名称である「所蔵閣」という懸板をかかげ、この名称となりました。
そして受け継がれてきた史料は1981年、韓国精神文化研究院(現在の韓国学中央研究院)に移管されました。
現在、韓国学中央研究院の蔵書閣では、古典的な資料及び一般図書の書庫と収集・整理室、閲覧サービス室、参考文献及び族譜室、学位論文及び定期刊行物室、特殊資料室及びマイクロフィルムの撮影、複製、現像など閲覧に必要な各種施設を完備しており、学術研究及び教育に必要な資料を提供しています。
また、韓国中央研究院の蔵書閣には、ユネスコ「世界の記憶」である朝鮮王朝儀軌(287種490冊)と、許浚(ホ・ジュン)によって編纂された朝鮮時代の医学書「東医宝鑑」(25巻25冊/宝物)も所蔵されています。

大関嶺博物館(대관령박물관)

大関嶺博物館(대관령박물관)

2020-12-28

江原道 江陵市 城山面 大関嶺イエッキル 1

「大関嶺(テグァルリョン)博物館」は江原道江稜市城山面に位置しています。全体的な建物の形が石支墓の形をしており韓国建設協会の選定した優秀建築賞と江原道最優秀賞を受賞するほど周辺の景観とも調和をなす優れたデザインです。
大関嶺博物館には6つの展示室があります。「青竜の部屋(東側)」では青磁や陶磁器、「白虎の部屋(西側)」では仏教美術品や木彫りの人形などが観覧できます。「朱雀の部屋(南側)」では新婦が結婚式をあげるときに乗っていくかごをはじめ、民画や文字、「玄武の部屋(北側)」では青銅が展示されています。その他、「土器の部屋」では先史時代の穴蔵や土器、「ウリ(私たち)の部屋」では木材で作った家具や民俗工芸品が観覧できます。また、野外展示場では石で作った塔や彫刻をはじめ、藁ぶきの家や水車などが展示されています。

明洞芸術劇場(명동예술극장)

明洞芸術劇場(명동예술극장)

2021-12-21

ソウル特別市 中区 明洞キル 35

明洞(ミョンドン)芸術劇場は、明洞国立劇場(当時)として使用していた建物を修復し、新たな姿に生まれ変わった公演専用劇場です。
明洞国立劇場は1934年から1973年までの間、映画館や公演場、芸術劇場などとして利用され、韓国の文化芸術の先駆的な役割を果たしてきた劇場でした。1975年に一度、幕を下ろしましたが、3年間の修復工事を終え、「明洞芸術劇場」という名称で2009年6月5日、新たなスタートを切りました。
建設当時の昔ながらの外観をそのままに生かした明洞芸術劇場ですが、内部は全面改装し最新の舞台施設を備える総客席数588席を誇る劇場となっています。客席と舞台は観客とステージ上の俳優との目の高さを考慮しその距離を短くし、客席の観客が舞台上の演者とともにいるかのような雰囲気の中で鑑賞できるよう配慮しています。
明洞芸術劇場では正統派演劇から実験的な演劇に至るまでさまざまな演劇、ノンバーバルパフォーマンス、ミュージカルなどの多種多様な演劇の上演をはじめ、各種コンテストや演劇祭、公演芸術祭など多彩な公演関連行事も楽しめます。

COEXアクアリウム(코엑스 아쿠아리움)

COEXアクアリウム(코엑스 아쿠아리움)

2024-07-18

ソウル特別市カンナム区ヨンドンデロ513

「COEX(コエックス)アクアリウム」は183の展示水槽、90の飼育水槽、総水量3,500トンに及ぶ大型水族館です。 「幻想的な水の旅」をテーマにしており16のテーマゾーンでおよそ650種・4万匹の水中生物に出会えます。また、韓国国内最多種、最多個体数のサメを飼育しています。20ヶ所の休憩スペース、上部開放型水槽があるヒーリングプレイス・COEXアクアリウムは、国内外から毎年100万人以上が訪れるソウルの一大繁華街・江南エリアにある観光名所です。付帯施設としてカフェ、ギフトショップなどもあります。

コリアナ化粧博物館(코리아나 화장박물관)

コリアナ化粧博物館(코리아나 화장박물관)

2021-02-24

ソウル特別市 江南区 彦州路827
+82-2-547-9177

「コリアナ化粧博物館」は昔の韓国女性たちの化粧文化を保存し、広く知ってもらうために設立された韓国最大規模の専門化粧博物館です。コリアナ化粧品の創業者であるユ・サンオク会長が40年間大事に集めてきたコレクションをベースに設立した化粧博物館は新沙洞スペースシーと天安松坡技術研究院内の2館で運営されています。2003年ソウル市江南区新沙洞に設立された文化空間スペースシー化粧博物館は多様なテーマ展と研究活動を本格的に繰り広げています。また、海外展示を通じて韓国の美しい化粧文化を世界に広く知ってもらう努力をしています。博物館は男女の化粧道具をはじめとして化粧容器、装身具および生活文化に関わる遺物約300点を展示し、韓国における化粧の歴史と文化を鑑賞できるようにしただけでなく、伝統天然化粧材料や製造道具をともに展示し、先人の知恵と美的センスを体験できるようにしています。博物館は幼稚園児、青少年、一般人を対象にした博物館教育プログラムを通じて化粧文化に対する理解の幅をひろげ、伝統文化を学ぶ機会を提供することに大きく貢献しています。

KT&Gサンサンマダン(弘大)(KT&G 상상마당(홍대))

KT&Gサンサンマダン(弘大)(KT&G 상상마당(홍대))

2024-03-12

ソウル特別市マポ区オウルマダンロ65
+82-2-330-6227

KT&Gサンサンマダンは、2007年に開館した複合文化施設で敷地660メートル(200坪)、延べ面積3,366メートル(1,020坪)の規模に映画館、公演会場、デザインスクエア、ギャラリー、カフェなど様々な施設が備えられています。文化を身近に接する機会を提供し、ホンデイック駅に近いためアクセスしやすく、見どころが多いため、多くの人が訪れています。

国技院(世界テコンドー本部)(국기원(세계태권도본부))

国技院(世界テコンドー本部)(국기원(세계태권도본부))

2024-03-06

ソウル特別市カンナム区テヘランロ7ギル32

1972年に設立された世界テコンドー本部の国技院は、韓国の文化遺産であるテコンドーの地位を高め、テコンドー文化を確立する役割を果たしています。テコンドーの指導者向け研修、テコンドーの技の研究・開発、世界テコンドー選手権大会の開催など、様々な事業を展開しています。近くにテコンドーの歴史にかかわる遺物を収集・保存・展示している国技院記念館がありますので、ついでに訪れることをお勧めします。

ユーズファミリー(유즈패밀리)

ユーズファミリー(유즈패밀리)

2022-09-21

ソウル特別市チョンノ区ユルゴクロ10ギル19

ユーズファミリーは「ユ」の姓を持つ一般韓屋家庭で、韓国の生活文化や伝統に関心の高い外国人に伝統文化が体験できる機会を提供しています。

東琳メドゥプ工房(동림매듭공방)

東琳メドゥプ工房(동림매듭공방)

2024-03-20

ソウル特別市チョンノ区プクチョンロ12ギル10

東琳(トンニム)メドゥプ(組み紐)工房は、ソウル市が支援し、2004年の4月にオープンしました。ノリゲ(韓服の帯に飾る装身具)や、帯、巾着などの装飾用のメドゥプから糸、紐、装身具のようなメドゥプの材料まで全て展示されています。韓国伝統の韓屋に設けられた展示室では代々伝えられた遺物や新たに再現された作品、現代的な感覚で創造された創作品など、美しいメドゥプ作品を思う存分鑑賞できます。工房は持続的な作品創作とともにメドゥプ普及のために初心者教育や一日メドゥプ体験をはじめとする各種工芸のための応用メドゥプ、専門家養成教育までメドゥプの跳躍と発展のために尽力しています。

嘉会民画博物館(가회민화박물관)

嘉会民画博物館(가회민화박물관)

2024-10-22

ソウル特別市チョンノ区プクチョンロ52

2002年にオープンした「嘉会(カフェ)民画博物館」は、昔の韓国人の暮らしや願いが込められた民画や符籍(護符)などが展示されています。韓国固有の伝統が感じられる韓屋の展示室に入ると、昔の人々が残した民画や呪術的な信仰が反映された絵、人や鬼の形に似た瓦などを観覧できます。また、符籍から作られている屏風をはじめ、各種符籍などを通して苦難を克服しようとした昔の人々の智恵が垣間見られます。